リスタスクールです。

先日はみんなで囲碁にトライしました。

見たことはあるけど、
触れたことや実践したことはない子がほとんど。

昨今のインターネットの発達により
こういった遊びは疎遠となりました。

ただ古くから今も残る遊びには
必ず意味があり、魅力があります。

そんな意味と魅力を感じてもらえるように
電子機器以外の遊びも知る機会となるように
囲碁に触れ合う機会を設けました。

 

まずは興味を持ってもらうべく
アニメ『ヒカルの碁』を視聴してもらいました。

難しく堅苦しいイメージのあった囲碁も
親しみやすいアニメからスタートすることで
みんな興味を持ってくれたようです。

その後さっそくルールを説明。

次に簡単な詰碁の問題を解くところから。

詰碁と
「どう打てば自分の石が生きるか」
あるいは「どう打てば相手の石を殺せるか」
というパズルで、読み解く力を鍛えるための勉強法です。

いろいろなパターンを勉強し
対局が楽しみになってきたようです。

そしていざ実践です。

ルールさえ覚えてしまえば
年齢を問わずに対局できる遊び。

また知識が伴ってくると
他のメンバーの対局を見ながら
「自分だったらこうするなぁ」と
創造力が掻き立てられます。

普段の学習時間はなかなか集中力が続かず
立ち歩いてしまう子もいるのですが、
そんな子も囲碁となると別人のよう。

集中しながら向かう姿が印象的でした。

相手の動きや先を読む推理力、
先を読むための思考力、
必要な手を選ぶ判断能力など

様々な力が身に付く囲碁。

プログラムの時間を終えてからも
まだ飽き足りずに続けてくれる子も。

興味を持ってくれて嬉しい限りです。

寮長に勝負を挑む子もいました。

 

電子機器が無い時間も、
様々な遊びと工夫の中で余暇を過ごせるよう
知識や興味を与えてあげることを大切に。

引き続き子どもたちの”初めての経験”を
たくさんさせてあげられるように、
スタッフも学びながら取り組みたいと思います。