伊藤幸弘塾です!本日は、午後プログラムで定番化されてきている
「ビリヤード部」の様子をお伝えさせていただきます!
印象的だったのが、生徒たちの真剣な目でした。
現代の子どもたちに多いので、決して「特別」というわけではないと思いますが、
ゲーム依存、ネット依存になってしまっている子どもたち。
その子たちが、数時間でも、ビリヤードやボードゲームによって、
人とのコミュニケーションに集中出来るようになること、
楽しめるようになること、それは、
日々の生活習慣の改善が出来ることと同時進行をすることで、
学業復帰、社会復帰への第一歩となります。
ビリヤードは、単なる「遊び」ではなく、それ以上に、生徒たちにとって
「学べる」ツールの1つとして良い機会であることは間違いありません。
生徒たちがビリヤードを楽しみながら取り組んでいる様子は、
ゲーム、ネットやスマホに振り回されない生活を送ることが出来ることを
自覚出来るようになることで、本人の「自信」となってくれることでしょう。
「遊び」を通して、多くのことを学ぶことは、
いま流行しているIQの向上とは違った「非認知能力」を育て、
「人生を豊かにする力」を培うことが出来ます。
「幼児期・学童期に育ちやすい」という思われていますが、
「育て直し」の意味も含めて寮生活を送っている生徒たちにとって、
振り返りの意味合いでも、とても貴重な学びの時間となっています。
ゲームの「ルール」を学ぶことから、社会の一員としての自覚を持ち、
その中で「ルールを守って生きていく」という意識を持つことが出来ます。
その上で、「どうやったら良いか」という先のことを考え、
そのためにはどうしたら行動したら良いかというイメージを持つこと、
こちらも、青年期で学ぶことは、今後の人格形成の軸となり、
大事な指針となっていくことでしょう。
寮生活では、1日1日が「学びの時間」となるように、直接的にはありませんが
カリキュラムの中に「課題」として埋め込まれています。
寮生活を過ごしながら、自然に「成長の糧」として吸収していって欲しいです。