リスタスクールです。

2学期が始まり1か月が過ぎました。

ようやく秋らしい気候を迎え、
登校もしやすい日々になってきました。

新学期の始まりは子どもたちにとって
復帰しやすいタイミングでもあるため、
リスタートを遂げられるように
私たちは準備とサポートを行ってきました。

勉強の遅れへのアプローチや
登校モチベーションの回復、
先生や生徒との関係値の見直しなど

それぞれの様々な課題に対して
真剣に丁寧に子どもたちと向き合います。

 

現在、寮から登校する子が約8割ほど。

長距離通学で2時間弱をかけて登校する子、
最寄りの中学に在籍を移し登校をする子、
通信制高校とアルバイトを両立する子など
登校のスタイルはさまざまです。

そしてその中には約5年ぶりに
学校という場所に足を踏み入れた子も。

緊張と不安が大きく心を占める中、
見事に学校復帰を遂げて
楽しそうに学校生活を送る仲間たちを見て
一筋の光を見出したのだと思います。

その新たな一歩にリスタスクールみんなが
感動と希望に満ちる気持ちでいっぱいでした。

 

こうした子どもたちの連鎖反応と、
みんなで共感できる環境が
寮生活ならではの良さだと考えています。

同じ境遇にいた仲間が復活する姿は
子どもたちにとって一番の刺激です。

「そろそろ学校に行ってみようかな」
「来週は今週より1日登校日を増やそうかな」と
子どもたちから発信をしてくれることも多く、
集団心理を適切に導くことで生まれる連鎖反応に
寮生活のメリットを大きく感じます。

 

またそれぞれのペースはありますし、
一度トライしてみたけど難しかったり
入寮しても壁に当たることもありますが

その時こそ自己理解を深めながら
好転への工夫を一緒に考えフォローすることで
さらに大きく成長するチャンスとなるのです。

私たちは日々を共にする中で、
本人の性格や特性を間近で見ているからこそできる
アドバイスやサポートを大事にしています。

 

そして日々の疲れをチャージするため
寮に笑顔が溢れ、居心地が良く、
安心できる場所であることは
子どもたちのリスタートには欠かせません。

家庭環境も子どもたちのルーティンには
とても重要な要素となります。

親子面談やお出かけの場を取り入れて
家庭内の課題にもアプローチを行い、
正しい家庭環境に導くことも私たちの役割。

こうした積み重ねがさらなる成長を促します。

 

引き続き、
リスタスクールは=復活できる場所として
より良い環境と指導が提供できるよう

スタッフ一同、子どもたちのサポートに
精一杯尽力していきたいと思います。