伊藤幸弘塾です。
本日は2月のプログラムで行っている
“アルティメット”の様子をお伝えします。
アルティメットとは、
フライングディスクを使って行う競技で
攻撃側、守備側に分かれて行います。
アルティメットという言葉は
「投げる」「跳ぶ」「走る」「捕る」など
様々な能力を必要とすることから
「究極=アルティメット」と名付けられたそうです。
そもそもこの競技を知らない子が多く
ハードルが高く感じられてしまいがち。
ですが接触が禁止というルールがあるため
体格の差を感じず楽しむことができ、
また未経験者が多い競技だからこそ
みんながイチからスタートができるということが魅力で
昨年から寮内のプログラムに取り入れています。
最近では学校の体育でも採用されているそうです。
まずはお決まりの準備運動とランニング。
2月の肌寒い時期ではありますが、
中には元気な半袖短パンの強者も。
そして練習開始です。
フリスビーを上手くコントロールし
狙った位置に投げられることが
アルティメットで勝つために必要なスキルです。
単純そうな道具なのに
投げてみると意外と難しいもの。
力の加減、手を放すタイミング、
そして何より相手への思いやりの気持ち。
フワッと仲間が取りやすいように、
フリスビーを繋げていくことが必要です。
だんだんとコツが掴めてきた様子。
思い通りに投げられると気持ちが良いものです。
こうして練習を積み重ねたところで
いよいよ試合を行いました。
練習して得たスキルを発揮する時です。
最初は慣れないルールに戸惑う様子もありましたが
子どもたちの吸収力と表現力は凄まじく、
どんどんと自分たちのモノにしていきます。
たくさんのスーパープレーも見ることができました。
最近入寮した子も多く
中にはチームスポーツは久しく経験していない子も。
ですがチームスポーツだからこそ
経験することができる声掛けや協力プレー、
さらに喜びや悔しさを通して得られる
協調性や積極性、柔軟性や共感力など。
寮に来た実感と充実感が得られた
時間だったかなと思います。
さらに競技を通して子どもたちの距離も
ぐんと縮まった様子でした。
お疲れさまでした!!