伊藤幸弘塾です。

近年進化を遂げるネットの世界。

東京本校で生活をする子どもたちは
ゲームやスマホ好きが大半です。

ゲームやスマホへの依存が加速してしまい
なかなか抜け出せなくなってしまった子。

デジタルデバイスが中心の生活となり
悩まされた家族も多いと思います。

中には昼夜逆転や課金などの問題にも発展し
デジタルデバイスによって家族の関係が
崩れかけてしまったご家庭もあるのでは。

 

ただ私たちはゲームやスマホを
“悪“ だとは考えてはいません。

ゲームによって開かれるコミュニティや
知識や得られる力も多いと考えており
eスポーツは世界的な競技にまでなっています。

またスマホは生活を便利に豊かにしてくれます。

大人の私たちにとっても
今となっては欠かせない物の1つではないでしょうか。

何より時代の変化は誰にも止められず
その時代に逆らうのではなく順応することが
必要であり重要だと考えているからです。

正しく扱う判断力や自制心が
まだしっかりと身についていない年齢のうちに
それらを教えないまま与えてしまうことで
デジタルデバイスに没頭してしまい、
自身が制御できなくなってしまうのです。

そのため私たちは
ゲームやスマホを使わせないのではなく、
正しく使う術を指導させてもらっています。

これまで「取り上げる」「Wi-Fiを切る」などの
試行錯誤をしてきたご家庭を沢山伺ってきました。

ただそうしたことによって
子どもの駆け引きを引き出してしまったり
悪知恵を働かせてしまったり
欲求から家庭内暴力に発展してしまったり
結果的に良くない教育を与えてしまったご家庭も。

またそういった行為は親子の信頼関係を
欠落させてしまうキッカケにもなりえるのです。

私たちはそうならないように、
子どもたちがきちんと受け入れられるような
ネットリテラシー教育を行っています。

 

先日のネットリテラシー教育の様子です。

さまざまな事例を見せながら
「この様子を見てどう思う?」と
客観的な視点で捉えさせていきます。

過去の自分かも・・・と当てはまり、
改めて”よくなかった”と振り返ることができます。

「もしゲームやネットの依存を抜けられなかったら?」
という、その先の想像も一緒に行うことで
危機感や自制心を植え付けていくようにします。

同じ境遇の仲間たちも一緒に考えることで
単に大人から伝えられただけではなく、
きちんと自分で考えたという認識にも繋がります。

話し合いながら進めていくことも大切です。

そして最後にフィードバックの時間。

今日の教えをきちんと自分で整理します。

今日の教えをきちんと自分で整理します。

こうしてネットリテラシー教育は終わり。

この1回で終わりではなく、
引き続きさまざまな側面から教えに触れ
インプットを繰り返していきます。

影響を受けやすい年齢だからこそ
今のうちに丁寧に、愛を持って
大人たちが教えてあげることが大切です。

私たちも日々学びを得ながら
子どもたちが正しく便利に使用できるよう
伝えていきたいと思います。