伊藤幸弘塾です。本日は、久しぶりにコラムを書いてみようと思います!
7月上旬は、期末テスト期間ですね。
不登校・ひきこもりのお子さまが、この期末テストを「仕切り直し」や
「登校のきっかけ」としてとらえ、夏休み期間の過ごし方や
夏休み後の2学期に登校する足がかりとすることも出来ますので、
不登校でお困りの親御さまは、ぜひ、お子様に、
期末テストを受けに学校へ行くことを促してみて下さい。
ただ、その際に注意しておくことがございます。
「なんで行かないので?」、「どうして行かないの!」
「学校に行かないとダメじゃない!」とお子を「責める」ことは効果的でありません。
むしろ、親子関係に亀裂が入り、
お子さまは「自分のことを理解してくれない」と判断して、ますます殻に閉じこもってしまいます。
そうなってしまうと、再度、信頼関係を取り戻すことには、非常に時間がかかってしまいます。
暴言を吐いたり、怒鳴ったり、叩いたりする暴力は・・・
絶対に、やってはいけません。
でも、それは、親御さまがお子さまを心配するあまり、愛情があるから
こそ・・・なんですよね。でも、その愛情がお子さまに伝わるのは、今ではなく・・・まだ時間がかかりそうです。
ご家庭で問題解決が出来れば、それに超したことはございません。
ただ、ゲームを取り上げた時、親御さまが怒った時に、お子さまに暴力を振るわれて、お子さまが怖くなってしまった親御さまも多いです。
そこまできたら、尾木先生もおっしゃっています「アウトリーチ」が
最も効果的です。
「アウトリーチ」は、直訳すると、外部からの「外に手を伸ばす」ことを意味します。 福祉分野では「支援が必要であるにもかかわらず届いていない人に対し、 行政や支援機関などが積極的に働きかけて情報・支援を届けるプロセス」のこと」。
内閣府や厚生労働省も、その有効性を述べています。
親子関係の再構築のため、弊社にアウトリーチを求める親御さまからの連絡を、毎日のようにいらっしゃいます。
アウトリーチを求めること、それは恥ずかしいことでもなく、
悪いことでもありません。
親と子の間に弊社が入ることで、お子さまの気持ちをくみ取り、
親御さまへ自分の気持ちや考えを伝えるようお手伝いし、
それによって不登校の理由を把握して問題解決に導いていくことから、
親御さまの愛情や心配する気持ちをお子さまが「感謝」出来るよう
になり、お子さまの気持ちに寄り添いながら「愛情」を理解出来るようになると思います。
そして、卒寮後には、何でも話し合える良い家族関係となっていくことでしょう。
お子さまが、早寝早起きし、しっかり美味しいご飯を食べて、
元気に学業復帰、社会復帰出来るようになりますように。
ぜひ、今、お子さまが不登校に悩まれている親御さま、
すでに入寮されている親御さまが卒寮後の親子関係のご相談など、
何でも、お気軽に、ご相談いただけたらと思います。
結論として、不登校・ひきこもりのお子さまが「期末テストを受けること」をきっかけとして、
「1学期、終わりよければ・・・」の気持ちになれるような親御さまの促すことが、とても大切です。
「無理矢理、期末テストを受けさせる」ような言動は逆効果ですよ!
「期末テストを受けたらご褒美」も、絶対良くありません!
自分のことなのに、ご褒美がなくては動けない子になってしまいます。
不登校のことは責めず、不登校の問題は何かを聴いてみることで
問題解決につながることでしょう。
でも、お子さまが話さない、お子さまに話せない・・・
そのような場合には、家族関係の再構築が必要ですので、
すぐにアウトリーチを検討し、お気軽にご相談ください。
お問い合わせは、こちらから、どうぞ↓
無料個別相談 | 【公式】不登校解決なら全国フリースクール 伊藤幸弘塾 (ito-juku.jp)
時間に限りはありますが、無料でございます。
弊社はこれまでの実績で様々なパターンが考えられて、
アドバイスさせていただくことが出来ますので、
夏休みの過ごし方、2学期の登校へ向けてなど、
(このままの状態では良くならないということを強く意識していただいて)
ぜひ、お子さまとの関係のご参考にしていただけたらと思います。