お母さん、お父さんは、お子さんのことを、いつも心配しています。

美味しいご飯食べているか、風邪はひいていないだろうか、ゲームばかりやっていないか、

インフルエンザや(今は)コロナウィルスにかからないようにしているか、

しっかり勉強しているだろうか、学校に通学出来ているだろうか、

寮生活、みんなと仲良くやれているだろうか・・・など。

お子さんのことを心配しているからこそ、全寮制のフリースクールに

大切なお子さんを預ける覚悟をされたのだと思います。

 

子どもたちは、この親の愛情に、いつ気づいてくれるでしょうか。

親元を離れて寮生活中、卒寮後、はたまた二十歳を過ぎて社会に出てからだったり、

自分に子どもが出来てからだったり・・・

子どもを愛しているという親の気持ちを続けて伝えていく限り、

いつかは伝わってくれて、自分の子どもや大切な家族にも愛情を伝えることが出来る

立場になった時に、ようやく子育ての結果が証明されたことになるのでしょう。

 

時折、全寮制フリースクールに預けることが子育てを放棄したと罪悪感を持つ

親御さんがいらっしゃいますが、決して、そんなことは全くないのです。

本当の「放棄」は、お子さんの問題行動から目を向けて、何も対応しないこと。

大切なお子さんが中高年になって社会復帰出来なくなってからでは遅いでしょう。

伊藤幸弘塾では、伊藤先生の教えに基づいて、日々、子どもたちが成長する上で

絶対に必要不可欠な「愛情を実感出来る」寮生活を心がけています。

 

どんな子どもでも嘘をつくことがあります。嘘が明確であっても、

スタッフは子どもを信じて、その嘘を即否定することなく、しっかり話を聴く。

子どもは、どういう気持ちから嘘をつくことになったかを自覚し、反省する。

そして、今後に活かしていくところまでがスタッフの役目であり、

愛情であり、それが子どもの成長につながっていくと考えます。

暴力を振るってしまう子ども。言葉で自分のことを話す(伝える)のが苦手でした。

でも、なぜ自分が暴力を振るってしまうのかを理解し、理由があってカッとなった、

相手に伝えれば暴力は必要ない、それでは今後カッとなっても、まず言葉で相手に

伝えよう!と自覚したので、暴力を振るうことがなくなりました。大きな成長です!

子どもには、なかなか伝わらなくても子どもを信じて愛情を教え続けることは、

時に疲れてしまうこともあるかもしれませんが、寮生活している間は、

スタッフたちは、決して変わりは出来ませんが、お母さん、お父さんのつもりで、

子どもたちの成長を考えながら、しっかり子どもたちの悩み相談を聴いています。

子どもたちには、いっぱいの愛情をシャワーのように浴びて欲しいと願っています。

お母さん、お父さん、お子さんが卒寮後、「愛しているよ」「好きだよ」

と伝えてあげて下さい。気恥ずかしい時には「大切だよ」、「大事だよ」、

「信じているよ」「えらいね」「がんばっているね」でも良いと思います。

言わないと伝わらないこともあります。子どもにとって、自分が愛されていると

実感出来ると、自信を持つことが出来て、孤独を感じることもないでしょう。

それに、照れくさくても言われて怒る子どももいないでしょう。

愛は「無償の愛」とも言いますが、惜しみなく与えることで、

「与えすぎる」ということはないでしょう。

間違っても「なんで~出来ないの?」や「だから、あなたはダメなんだ」など、

子どものプライド(尊厳)、個性を踏みにじる言葉は逆効果でしかないでしょう。

お母さん、お父さんは、時に毅然と対応することも大切だとは思いますが、

常に子どもの立場に立って言われて嬉しい言葉をかけてあげることで、

お子さんが何でも話せて最も安心出来る場が「家庭」となり、

お子さんの自己肯定感を高めて欲しいと思っています。

 

無料:個別相談&オンライン面談:開催中です!

現在、伊藤幸弘塾では、新型コロナウィルス感染

対策のため自宅待機の状況の中で、家庭の中で出来ることに

対してのアドバイスをさせていただきます。

電話、または(面談が出来ないため)オンラインのビデオ通話でも行います。

30分~1時間程度、無料で、しっかりと、お話を伺わせていただきます。

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